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どうも。大変ご無沙汰しております。この数ヶ月は色々とありすぎて更新できませんでした。それでも多くの方が訪れて下さったことには驚きました。温かいご支援ありがとうございます。
まずはご報告ですが、転職しました。6月から、とある日本のベンチャーの海外展開をシリコンバレーにオフィスを拠点として構え担当しています。これまでこのブログでもベンチャーの起業やら経営やらの話、そして世界を目指すことの話を色々としてきましたが、アドバイザー的な立場ではなく実際にやってみたいという思いが強くなっていたため、お引き受けした次第です。知っていることと出来ることには常々かなりのギャップがあるものですが、まずは知らないことも多いので学びつつ、事務的な事からセットアップをしている段階です。
製品が海外で受け入れられるのか、自分が何をできるのか、未知なことばかりですが、楽しんでみたいと思っています。ちなみに、純日本企業で働くのが今回初めてだという事実に最近になって気がつきました。その辺のカルチャーショックみたいなものも面白いかもしれません。日本の社員の方々からしてみれば、相当変な人に映るのかもしれませんが。
いやーそれにしても6月は怒涛の一月でした。こんなに公私共に忙しかったのは何年振りかという感じです。今回は引越しと転職が重なったせいもあるのですが、慣れてくればもう少し何とか回ると思います。
そんなわけで、このブログの更新頻度は今後も暫く間があくかもしれませんが、経験談も交えてお伝えできればと考えています。お楽しみに。
日頃お世話になっている皆様方、まだ転職のご挨拶も直接出来ておらず申し訳ございません。改めて連絡差し上げます。
では取り急ぎ報告まで。
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どうも。ご無沙汰してます。今月に入ってから職探しを始めたり、家の購入を検討したりでバタバタしてまして、情報収集+書くモードから遠ざかっておりました。4月に1つも書かないのはさすがに遺憾なので、今日はちょっと気になっていた資金調達関連の話について短く記しておきます。
この景気で企業の資金調達は本当に大変になったということは周知のことかと思いますが、マイクロファイナンス(ソーシャルレンディング、P2Pレンディング等様々な呼び方がありますが)の分野はまだまだ伸びているようです。アメリカ国内では規制の問題と絡んで足止め状態になっている点も否めないのですが、この分野に挑戦する新企業もまだ出てきており、傾向としては非常に面白いと思います。
かなり前のデータではあるのですが、このブログの記事によると、こうしたマイクロファイナンスに流れ込む資金量と、ベンチャーキャピタルに流れ込む資金量を比較すると、2010年にはマイクロファイナンスの市場の方が大きくなるかもという予測がでています。規制に引掛かっているため、この数値はかなり下方修正されると思うので2010年ということはないと思いますが、ベンチャーキャピタル投資のアセットクラス自体が疑問視されている昨今、興味深い比較ではあります。
このようなマイクロファイナンスの仕組みをローンだけでなく、ベンチャー企業投資のスキームとして活用できたら面白いと思うのですが、どうでしょうか。ローンと違って全部損する可能性ももちろんかなりあるわけですが、宝くじ的な感覚で小額を多くの人から集めるということも可能な気はします。そうなると多数の株主になってしまうので、その管理コストを下げる何らかの仕組みは必要かとは思いますが…。 何れにせよ、このマイクロファイナンスの分野、もう少し学んでみたいものです。
では今日はこの辺で。皆様ぜひ楽しいGWをお過ごしくださいませ。