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トップVCの業績悪化
すっかりご無沙汰してしまいました、すみません。
シリコンバレーの超名門ベンチャーキャピタルにKleiner Perkins Caufield & Byersというのがありますが、投資家相手に異例のミーティングを開催したそうです。
理由は、業績が芳しくないため。今の状況については自分達でも納得がいかないのでこれから必至でがんばります、的な状況説明会だったようです。
KPCBはどちらかというと王道VCで、次世代を変えるような大きくなるベンチャーへの投資をするというスタンスです。その為、ここ数年続いていたコンシューマーWeb系にはあまり投資をしてきませんでした。同様に、グリーンテックにかなり投資してますが、この分野がなかなか芽が出ていない、というのも一因です。
近頃はコンシューマーWeb離れが進んでおり(O2Oなど一部を除き)、エンタープライズ向けの製品・サービスにシフトしてきているので、そこで挽回ができるかもしれないですね。が、一方で、数年前から起こっている潮流として、VCの構造改革の必要性というのがあり(このブログを書き始めた当初2006年にいくつか記事を書きました。興味のある方はアーカイブをご参照くださいな。)、KPCBでさえも変化しないと生き残れないのかもしれません。
ちなみに、ここ暫く好調なのは、恐らくWeb系に強く今時な、Andreessen Horowitzとか、Sequoia、Accel、Benchmark、Union Square Venturesとかですかね。
VCが自分達をdisruptできるか。中々興味深いですね。
今日は短いですが、この辺で。
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