「Web2.0」の社会的価値
どうも。このブログでは度々いわゆるWeb2.0的なベンチャーについて言及していますが、実を言うと、多くの取り組みについて、なぜ人気があるのか、どんな問題を解決していて、どういう意義があるのか、というようなことが感覚として分からないというモヤモヤを感じていました。
世代的なものだとか個人的な志向の要素も大きいとは思うのですが、もしかしたら変わりつつある何かを見落としているのかもしれないし、またもしかしたら一時の流行が過ぎ去った後、やはり趣味的なハイプだったのかと思うかもしれない、と感じたりして。
例えばクリーンテックなんかは分かりやすいですよね、世界を良くするという意義が。
それが、このプレゼンを見ていて、これらweb2.0の取り組みは、もしかしたら「人を幸せにする」ということにとても貢献しているのかもしれない、と思いました。もちろん人それぞれ何が幸せかということは違いますが、共通している要素もあるわけで、自由な自己表現とか、他者とのつながり感とか実際のコミュニケーションとか、笑ったりそれを共有したりとか、というのはそれに当てはまるものだと思います。
もちろんビジネスモデルについてはまだまだ分からない部分も多いですし、企業価値という点では何とも言いがたいところではあるのですが、「人の幸せ」に寄与しているとしたら、それはそれでとても価値のあることなのではないか、と思ったしだいです。
Webの話に限らず、これだけ不安定だったり心の病を抱える人が多い世の中で、「人の幸せ」ということについては色々なレベルでもっと真剣に考えられるべきで、その一部をビジネスとして実現していくことは可能なのではないかと思います。
このスライドページ数はかなりあるのですが、文字数は少ないので、興味ある方はぜひ。
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