NY Minute vs. Silicon Valley Minute
どうも。
皆さんNew York Minuteという表現をご存知でしょうか?ごく短時間、あっという間という意味で、I will take it in a New York Minute!みたいに即決を表す際に使われることがあります。
で、ふと、Silicon Valley Minuteってどんな長さかなと思ったのですが…
皆様は何を連想されますか?
私がイメージしたのはエレベーターピッチ。当地では速く歩く必要はないですが、VCやエンジェルやその他諸々の人々に、自分のアイディアや立ち上げたベンチャーについて簡潔に説明することはとても重要です。
でもこれが中々難しいんですよね。最近、起業しようとしている人のアイディアを聞く機会が何度かあったのですが、何を言わんとしているかがビール2 杯目でようやく分かったとか、結局最後まで特徴が掴めなかったとか、そんな感じで、フィードバックや議論をすることに時間が充分に取れず、ちょっと残念でした。
I’m sorry this letter is so long, but I did not have time to make it shorter. というのは誰の言葉だったか忘れてしまいましたが、的確ですよね。伝えたいことを研ぎ澄まし簡潔にするには、大変な労力が掛かるわけです。でもこれは必須の作業ですので、惜しまず尽力して下さい。
盛り込むことで重要なのは、自分が何者で、何をしていて、それはどんなベネフィットがあるのか、ということです。どのように実現するか、ということは通常言う時間がないですし、聞き手を混乱させることが多いので、むしろ相手に質問させるようにしたほうが良いです。暗記して、緊張してもすらすら言えるくらいに練習しましょう。
さて、Silicon Valley Minuteを試しに検索してみたら、このサイトに遭遇しました。やはり同じようなことを思う人がいるもんですね。こちらは様々なベンチャー企業を1分以内で紹介するピッチのビデオを掲載しているようです。必ずしも素晴らしいものばかりではないですが、こんな一分の感じをお手本に、自分でもビデオにして繰り返し研究してみるのも良いかもしれないですね。
今日は時間が多少ありましたので、短くこの辺で。
ではまた。
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