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Work Life Balance

どうも。今日はたまたまチケットをもらったのでMLBのホームランダービーを観に行って来ました。中々の迫力。周りの席にはお父さんと息子の組み合わせで来ている人達が多く、微笑ましかったです。エンターテイメントが多種多様になった今でも、何かを観るのに足を運ぶという古くからある形はやはり良いものですね。

さて今日は、そんな夕方5時から子供を野球場に連れて行くのもアリだという、ワーク/ライフバランスに関する話に触れたいと思います。私は、このバランスは其々の生き方を反映した個人の価値観の問題であるべきだと思うのですが、実際には企業などの組織や周りの人が彼らの視点を押し付けることが多く、個人が仕事も私生活もその人なりのバランスで全うするということが中々難しい状況ではあります。

特に日本では、その押し付けが人権侵害の域に達するような場合もあり、「きちんと予定通りに成果を出している限り、特定の日にどこでいつ何時間働こうが、個人の勝手だ」というような意見は受け入れられないことが多いですよね。ですが、大企業であれベンチャーであれ、皆にそういった行動をある程度できる権限を付与し、其々が持続可能な形で幸福感をもって働けるようにすることで、お互いがWin-Winになれるという認識をもつ事は非常に重要だと私は思っています。

で、今日紹介したいのはThe 4-Hour Workweekという本。Tim Ferrisという若い起業家によるもので、当初は他の起業家同様とてつもない時間働いておりそれが誇らしくもあったが、自分にとってそれは持続可能ではなく他にやりたい事も沢山あることに気付いたため、それらを全てパラレルに行えるように仕事の仕方を追及した、というもの。

こちらで詳しく内容が紹介されているので、ここでは要点だけを。彼は、自分の送りたい人生の実現のためにはまずは不要な活動を排除すること、そして、やるべきことをこなしつつ時間をつくるためには、可能な限りシステムやアウトソースによる自動化を取り入れて効率化し重要な仕事にだけに集中すること、そしてその重要な仕事を行う際には生産性を追及すること、を提唱しています。

彼のスタンスに反感を覚える方、実現性に疑問を感じられる方もいらっしゃるとは思いますが、中々面白い視点で書かれていますし、ライフハックとして学ぶところも多いので、起業家の方も大企業で働く方も、ぜひ読んでみてください。時間をちょっと割く価値はあると思います。まだ日本語訳はないようなので、原著のリンクを張っておきます。原著はどうも苦手という方、こちらのブログでは日本語で結構詳しく内容が書かれていますので、(1)-(5)を読むことで要旨はおさえられるかと思います。

かなり眠気が襲ってきたので今日はここまでにしておきますが、次回はこの本の中で非常に面白かったアウトソースの話について触れたいと思います。ではまた。