次に必要なのはどのポジションの人か
どうも。いやーSFジャイアンツやりましたよー。スバラしい。地元でのパレードはハロウィン当日だそうで、SFは明日とんでもない状況になりそうな感じです。
さて今日はスタートアップにおいてのチーム構成の話しです。例えばエンジニア数人で立ち上げたスタートアップの場合で、「マーケティングの人は必要ない」とか、「今のところプロダクトマネージャーは必要ないと思う」などなど、「xx(その他様々な役職名)はいらない」ということを耳にします。
これが、成長に必要な物事の正しい分析と現時点の人員構成をきちんと照らし合わせた結果であれば、当然何の問題もないのですが、そのポジションに関して良い経験がない、または実際どんなことをする人たちなのかが良く分からないために、必要ないと決め付けてしまっていることがあるので、注意が必要です。
他のスタートアップでも多く見られるようなポジションというのは、これまでの多くの集合的経験値によって必要と認識されてきたわけで、ある段階で何らかの形で必要になる可能性は高いはずです。一人で何役も兼ねるのがスタートアップの日常ではありますが、自分で全部できはしないし機会損失も大きいということは認識する必要があります。自分の良く知らない分野の人を評価したり雇用したりするのは難しいですが、各分野で真に優秀な人がどれだけの効果をもたらすかを経験すると目から鱗だと思います。その仕事の範囲について確証がなかった場合は、自分の認識が大きく違っていたり、逆に描いていた理想が正しかったりということもわかるでしょう。
もちろん、資金の状況もありますから、すべてを雇用と考えず、契約形態はフレキシブルに捉えましょう。技術系にとってのビジネス側、またはその逆などは特に判断が難しいので、その場合は、信頼する人からの紹介をうけたり、ブログ等を通じてめぼしい人の考え方に触れたりすることから始めて、実際に話をするのがよいでしょう。また、まずは何らかのプロジェクトを一つ一緒にやってみるとか、フルタイムではない契約で一緒に一定期間やってみるとか、時間をかけて関係をつくっていくのがお互いに良い場合もあるでしょう。
ただ、その際は「自分が相手をテストする」という試用スタンスにならないことが重要です。一緒に一つのサクセスに向って協業できるかやってみることが重要であって、「お前の技量をおれに証明しろ」という一方的なやりかたでは上手く行かないですし、優秀な人ほど「危険信号」とみて逃げていきますのでご注意を。
では今日はこの辺で。
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